伝承の会

公演日時:2023/11/11(土・SAT) 12:00~
主催:京都観世会
演目:
(舞囃子)弓八幡     寺澤 拓海
(能)  経 正     𠮷田 学史
(舞囃子)吉野天人    深野 百花
(舞囃子)春日龍神    橘  緑葉
(狂言) 附 子     茂山 慶和
             茂山 鳳仁
(能)  小鍛冶     分林 桜子
入場料:  一 般  ¥3,000
      学 生  ¥1,500
      ※通信講座受講生、放送大学、老人大学は一般料金です。
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演目解説

能  経 正     つねまさ
京都の仁和寺の僧・行慶は、一の谷の合戦で討ち死にした平経正(たいらのつねまさ)を回向するため、琵琶の名手・経正が愛用した名器・青山(せいざん)を仏前に供え、弔いのための演奏・管弦講(かげんこう)を催します。その楽曲に引かれるように経正の霊が現れ、懐かしく琵琶を弾き夜遊を楽しみますが、修羅道に堕ちた苦しみに襲われあさましい姿となり、その身を恥じて暗闇に消え失せます。
狂言 附 子    ぶ す
主人は、太郎冠者(たろうかじゃ)・次郎冠者(じろうかじゃ)を呼び出すと、居間にある桶の中に、附子という猛毒があるから大切に番をするよう言って出かけます。附子が気になってしかたがない二人は、用心して桶に近付き、その中をのぞき、食べてみると・・・それはお砂糖だったのです。あまりのおいしさに全部食べてしまった!もうすぐ主人が帰ってきます。二人が考え出した言い訳とは?
能  小鍛冶    こかじ
不思議な夢を見た一条天皇の勅を受けた橘道成(たちばなのみちなり)は、小鍛冶・宗近に剣を打つように命じます。宗近と同等の力で相槌を打つ者がいないと困っていると、不思議な少年が現れ剣の威徳やヤマトタケルの物語を語り、宗近を励ますと、自分が相槌を勤めると約束し稲荷山に消えます。宗近が鍛冶場を整え祈りを捧げる中、稲荷明神のご神体が現れ、相槌を勤め、見事に剣を打ちあげるのでした。

出演者紹介
CAST

寺澤 拓海
Terasawa Takumi

𠮷田 学史
Yoshida Satoshi

深野 百花
Fukano Momoka

橘  緑葉
Tachibana Rokuha

茂山 慶和
Shigeyama Yoshikazu

茂山 鳳仁
Shigeyama Takamasa

分林 桜子
Wakebayashi Sakurako