京都観世会6月例会
Regular Performances (June)

公演日時:2026/06/28(日・SUN) 11:00~
主催:京都観世会
演目:
  (能) 當 麻        橋本擴三郎
  (狂言)棒 縛        茂山千五郎
  (能) 水無月祓       田茂井廣道
  (能) 鵜 飼        橋本 忠樹
入場料:
一般前売指定席券※WEB        ¥9,000
一般前売自由席券          ¥7,000
一般当日券  (自由席)      ¥7,500
学生券    (2階自由席のみ)   ¥3,000

※通信講座受講生、放送大学、老人大学は一般料金です。

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普通会員様と6回会員様はWEBにて事前指定が可能です。(別途料金必要)
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演目解説

當 麻 たえま
 ある念佛僧が熊野参詣の帰途、大和の当麻寺に参ると、一人の老尼が若い女性を連れて来て、僧に訊かれるままに、当麻寺、染殿の井、桜のことなどを教えた上、中将姫のことを物語り、自分がその化尼、化女であるといって紫雲に乗って天に上って行く。〈中入〉
 僧が奇譚を待っていると、やがて中将姫の霊が現れて、念佛のありがたいことを述べ、舞を舞い、後夜の勤行をすると思ううちに僧の夢はさめる。

水無月祓 みなづきばらえ
 都の下京あたりに住む者が播州室の津に逗留した時、一人の遊女とねんごろになり、夫婦の約束をかわした。男は都から迎えを出したところ、遊女はもう室の津にはいなかった。男は鴨の明神の夏越の祓に女との再会を願おうと参詣する。 道中道づれの男から茅の輪を携えたおもしろい女物狂のことを聞く。鴨の境内では、案のごとくその物狂にあう。彼女は夏越の祓のいわれを説き、輪をくぐってけがれを祓いたまえと、人々にすすめながら舞い遊ぶ。狂女は烏帽子をつけると神の御前に舞い狂う。男はこれが室の津で契った女であるとわかり、彼女を同道して帰途に着くのだった。
鵜 飼 うかい
 旅の僧が甲斐国石和で宿を求めるが、貸してもらえず、川沿いの御堂に泊まる。そこに鵜使いの老人がやってくる。僧は鵜使いの老人に殺生戒を説く。従僧は、昔この辺を通った時にこのような鵜使いに殺生戒を諭し、一夜の宿の接待を受けたことを思い出し、話す。老人はその鵜使いが死んだことを物語る。―― 昔、石和には禁漁区があった。しかしその鵜使いは夜な夜な忍んで鵜を使って漁をしたところ、見つかり、罧刑(ふしづけ・す巻き)にされた、という。―― 老人は語り終わると、実は自分はその鵜使いの幽霊であると明かす。僧は罪障懺悔に鵜を使うよう所望する。老人は鵜を使って見せるが、やがて闇に消える。〈中入〉
 僧が法華経で弔うと閻魔の下官(倶生神)が現れ、無間地獄に堕とすべき鵜使いを、僧の回向と、かつての一僧一宿の功力によって、仏所へ送りかえるのだった。

出演者紹介
CAST

橋本擴三郎
Hashimoto Kozaburo
日本能楽会会員

茂山千五郎
Shigeyama Sengoro
日本能楽会会員

田茂井廣道
Tamoi Hiromichi
日本能楽会会員

橋本 忠樹
Hashimoto Tadaki
日本能楽会会員